埼玉県さいたま市内のマンションの玄関解錠のご依頼をいただきました。
　
ご依頼者は息子様から。
お母様が倒れて立てずにいるため家の中に入りたいが、鍵があるもの開かないため解錠してほしいという依頼でした。
　
想定できる原因は　
　
①鍵が違う
②鍵が壊れている
③立て付けが悪くなっている
④鍵に細工をしている
　
が考えられました。
　
それらを考慮し、どのパターンがきても対応できる道具を持ちいざ現場へ。
　
現場到着後、まず状況把握を行ったところ、下の鍵は回るが上が僅かしか回らないということが判明。
　
こうなると開けられない原因は選択肢二つに絞られます。
　
★ドアの立て付け問題
★サムターンに細工　をしているか
　
このどちらかではないかと考えられました。
　
取り敢えずドアを持ち上げてある程度力を入れて鍵を回したところ、ゆっくりとではありますが解錠することができました。
解錠後、内側から鍵を確認したところ、お母様が防犯のためにサムターンにガムテープを巻いていたため鍵が開かなかったことがわかりました。
　
0207_埼玉県さいたま市_玄関解錠
　
今回は内側に細工（ガムテープが巻かれていた）がされていましたが、もう一つあるパターンとしては
中に沢山の荷物やゴミなどが詰まり圧がかかり、ドアを押し出して鍵のかんぬき（デッドボルト）が引っかかり物理的に開き辛くなる場合もあります。
　
もしくは機密性の高いマンションだと換気扇を回してるために、部屋が真空になりドアが吸い込まれている形になり同じく開き辛くなる事もあります。
　
このように、鍵が開かなくなる事にはさまざまな要因があります。
　
ちなみにお母様は中で倒れて立てなかったようですが命に別状はありませんでした！
念のために救急車を呼び、作業員の私はその場を離れさせていただきました。

今回のような緊急性のある対応の相談もされることがしばしばあります。とにかく無事でよかったです！
　
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